アーカイブ | 5月 2018

オブラートにくるまれて🍋

 

明治36年創業の菓子製造会社であるセイカ食品が、満を持して製造し、のちにロングセラー商品として人気となった「ボンタンアメ」😆

 

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こだわり素材と作り手の遊び心を合わせた類似商品のないオリジナリティ溢れる飴菓子としても有名で、九州を中心に日本全国の駄菓子屋さんなどで販売された昔懐かしい定番のお菓子です🌟🌟🌟

 

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今でこそ大人から子供まで世代問わず食べられるようになりましたが、意外と知られていない誕生秘話があり、その歴史が実は奥深いのです✏️📖

 

今回は、そんなボンタンアメの魅力を余すことなくご紹介していくとともに、その歴史について辿っていきたいと思います🎵

 

【ボンタンアメの誕生は大正15年⁉️】

 

ボンタンアメの製造会社であるセイカ食品は、明治36年に鹿児島県鹿児島市で菓子問屋「松浦屋商店」として創業しました💡

 

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☝️創業当時の松浦屋商店の店頭

 

自社で菓子の製造も手がけるようになり、水飴、朝鮮飴、文旦漬け(ボンタン漬け)の3つを主力商品としました❗️

 

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☝️当時の看板。
『ALWAYS 三丁目の夕日』で、吉岡秀隆さん演じる茶川先生の駄菓子屋の軒先にも使われてます❗️

 

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開発の背景として、水飴製造業を中心に営んでおりましたが、その水飴で作った朝鮮飴(熊本の郷土菓子)を工場の社員がハサミで細かく切り、遊んでいたのを創業者が見てヒントを得たのが発端で、それに着香・着色してキャラメルと同じ形態で発売しました❗️

 

実は、このアイデアにたどり着くまでに商品がなかなか売れず、事業が順調ではなかったりと様々な葛藤と苦悩が交錯していたようです💦

ボンタンアメ誕生は、お店を立て直した立役者になっていたんですね✌️

 

【そもそもボンタンアメの「ボンタン」って❓❓❓】

 

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ボンタンアメの「ボンタン」ってどんなものか、皆さんご存知でしたか❓

 

実は、甘酸っぱさがほのかに香る、南国の灼熱の太陽を浴びて育った柑橘フルーツ、それがボンタンなのです❗️

 

さわやかな口当たりが評判を生み、幅広い層に人気となりました👀

 

【ボンタンアメのオブラートが気になる❗️】

 

そもそもオブラートでくるまれるようになったのは、「もち米」でできているためと言われています🍚

 

ボンタンアメは、原材料であるボンタン、水飴、もち米を加熱後に混ぜ合わせ冷やして作られているのですが、いざ口に入れてみると、もち米の粘り気が強すぎて食べる前からくっついてしまうという難点にぶつかったようですね💦

 

 

そこでひらめいたアイデアが、オブラートにくるむという工夫でした😆

 

 

【ボンタンアメの原材料とカロリーは❓】

原材料として用いられるもち米は、佐賀産のヒヨクモチを使用するなど、素材にも大変こだわっております❗️

 

しかし、商品の特徴として水飴、砂糖、麦芽糖、もち米が主原料として含まれるため、相当量の糖分があり、美味しいからといっても食べ過ぎには十分注意が必要です⚠️

そうは言っても、ボンタンアメの魅力は、口いっぱいに広がる甘酸っぱさを実感できること🍋

 

これがまた癖になるんですよね〜〜😋🎵(笑)

 

ちなみにこのボンタンアメ、カロリー計算してみると、100g あたり340kcalで、ひと粒(5g)あたり17kcal、ひと箱(14粒)で238kcal🐽

 

食べた後はしっかり運動してカロリー消費しましょう🌷

ちなみに、、、

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鹿児島市にある老舗焼酎メーカー、「本坊酒造」とボンタンアメを製造・販売する「セイカ食品」とのコラボによって実現したお酒もありますよ🌀

 

ボンタン特有の甘酢っぱさとボンタンアメの風味をイメージして造ったそうです🍊

 

アルコール度数も6%と低めで爽やかに仕上げたとのこと👍

 

冷やしてストレートで、またはロックや炭酸割りがオススメらしいです💋

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いかがでしたか⁉️

 

多くの人達に親しまれている「ボンタンアメ」🍭

これからも沢山の夢と感動を与えてくれること間違いなしですね🌈

以上、最後までお読みいただきありがとうございました‼️