店頭でも時々聞かれるのですが、よく似てるこの2つの商品、どう違うのでしょう?
製造元は餅太郎、どんどん焼きともに株式会社菓道(茨城県常総市)。
つまり兄弟商品に当たるわけです。
まず餅太郎。
1976年発売。
昔から変わらない日本昔ばなし風の素朴なパッケージ。
価格も昔から変わらない1袋10円。
1袋6グラムの小袋の中に、オーソドックスなうす塩味の小さな揚げあられとピーナッツ1~2個程度が入ってます。
渋めのパッケージの割に、子供向けに作られた商品。
もちろん大人も楽しめるのは言うまでもありません。
味も絶品、腹持ちも良く、10円という低価格以上の食べごたえが嬉しい、まさに駄菓子の王道といったところでしょう。
続いてどんどん焼き。
1979年発売なので、こちらのほうが若干新しく、こちらのほうが馴染みあるかも?
餅太郎と同じようなタッチのコミカルなお祭り絵巻風のパッケージ。
1袋12グラムで20円ですが、実は餅太郎より少しだけ低カロリー。
中身はと言うと、こちらも餅太郎と同じような小さな揚げあられとピーナッツが入ってます。
味は米菓には珍しいソース味。
酸味が効いており、たこ焼き味と言ったほうがイメージがつきやすいかも知れない。
以上、どちらもロングセラー商品として納得の逸品です。
同じメーカーの商品であり、双方とも方向性が違うので、「きのこ」「たけのこ」のような派閥争いにはならずに今に至ります。
筆者的にはどちらも無性に食べたいときがあるので、甲乙つけがたいです。
普段はオーソドックスな餅太郎。
スパイスが欲しいときにどんどん焼き。
こんな感じでしょうか。